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【雪風流・空想小説】 (仮)静かなる隷嬢①
2018/05/27(Sun)
 ご無沙汰しています。
 久しぶりに書いてみたくなり、空想小説を始めてみます。
 どこまでいけるかわかりませんが、ご笑覧いただければと思います。


iPhonが鳴った。
 これが鳴るときは、仕事の飛び込みばかりで、いつもスケジュールを狂わせられる。
 手に取ると、これまで着信していない電話番号が表示されている。
「はい」
「久しぶりだな、Y」
「なんだ、大道寺か」
「なんだは、ないだろう。久しぶりに、蕎麦でも食べないか?いい店見つけたから」
「ほー、珍しいな。まあいい。一口やるか」
「じゃあ1時間後に、〇〇駅のコンビニの前で会おう」
「わかった。じゃあ、あとから」
「よろしくな、ちょっと頼みたいことがあるから」
 一人で言いっぱなしのまま、電話は切れた。

 大道寺は、かれこれ10年を超える付き合いになる。
Y流の道場で、お互いに切磋琢磨した同期だ。
彼は、私をライバルに見据えているが、私は気にかけていない。
それは、基本的にプレイの向きが違うからだ。
私はソフト嗜好だが、大道寺はハード路線、裸体緊縛、吊り、鞭、ロウソク…。
Aも大好物だと聞く。
私は彼より年上のこともあるが、同期のよしみか、気軽に声をかけてくる。

 1時間後、私は彼と約束したコンビニの前に立った。
気温は少し高めだが、微風が流れているので、すがすがしさも感じる。
「おまたせ」
 声をかけられて振り向くと、いつもながらのラフな服装、Tシャツの上に少し厚手のシャツを羽織っていた。
「久しぶり。今日はどんな蕎麦に連れて行ってくれるんだい」
「この近くさ。行こう」
 そういうと彼は振り向いて、先に歩き始めた。

「ここだよ」
「こんな店あったかな。味はどうだい」
「まあまあだ。飲めるよ」
「飲めない蕎麦屋は、だめだね。昔は、居酒屋の代わりが蕎麦屋だったんだから」
「そうだな」
 暖簾をくぐり店に入ると、4人掛けのテーブルが4つ、2列に並んでいた。
 今は土曜日の昼、ワイシャツ姿の会社員が2組ほど入っている。

「ビールもらえる」
「はーい」
 おばちゃんの明るい声が返ってきた。
 奥では、ご主人らしき男性が、蕎麦をゆでている。

「お待たせ」
「ありがとう、やろう」
 頷いて、置かれたコップを手に取り彼に差出した。
 琥珀色のビールが、コップに注がれていく。
「注いでやるよ」
「うれしいねー」
 2人のコップが満たされた。
「久しぶり、乾杯」
 カチンとコップを合わせて口元へ運ぶ。
 ゴクリと一息で、コップを空けると、いつもながらのうれしい感覚が、胃に染みわたる。
「うまいねー」
 彼はご機嫌で、いくつか「つまみ」を頼みつつ、話しかけてきた。

APHM7644.jpg

「最近はどうだい。今、誰か育ててるか」
「いや。昼間の仕事も忙しいから1年ほど誰ともしていない」
「そうか。早速だけども、実は頼みたい隷(嬢)がいるんだ」
「お前が手を付けたのなら、最後まで育て上げないといけないだろう」
「まだ手は付けてないぜ。面談しただけだ。実は別の隷を育てろって本部が急に言ってきて、困ってるんだ」
「うれしい悲鳴、というやつだな」
「いつもなら、多頭(飼い)も大丈夫なんだが。今回の隷は、少し気合を入れないと難しいらしい」
「どんな隷だい」
「普通に強打、ハード志向だと思ったんだが、どうもプレイが盛り上がり夢中になり始めるときに、落とし穴があって、急に醒めるらしい。その穴をコントロールできるようにしろというのが本部指令なんだ」
「むずかしい隷だな。心と感覚を複数持っている多面性の隷かな」
「そうらしい。もう一杯どう」
「うん」
 コップを空けて、もう一度注いでもらう。
「やはり、Eビールは、いいな」
「話を戻そう。そこでだ。今回後から来た本部指令の隷は、俺も興味があるので手にかけてみたい」
「そうだろうな。ということは、その先に面談したという隷を俺に頼みたいのか」
「話が早いな。そのとおりなんだ」
「でも、お前はハード路線だろ。オレとは違うから」
「そんなことはない。先の隷は、面談の時に見たところソフト系だ。それを俺がハードに変えようと思ってプランを考えていたんだが…」
「その通りにやればいいじゃないか。お前のプレイは、ハマるとハマるらしいからな」
「誉め言葉かい?そう行きたいところなんだが、少し他を止めて今度の依頼に没頭してみたいとも思っている」
「そうか。それで、こちらに頼みたいのはどんな隷かな」
「会えばわかる」
「説明になってないな」
「いや、近くに待機させてるんだよ」
「はっはっ、手回し良すぎないか?今日のオレは、アイテムを持っていないぜ」
「今日のプレイは、気が向いたらでいいと思う。ただ、面談はしてやってほしい」
「いつもながら、いきなりかい」
「先輩に、スンマセン」
「こんな時だけ年上扱いか。まあ話だけなら会ってやってもいいが、担うかどうかは別、でいいか」
「突然だから、仕方ないね。まあ、気に入らなければ、本部に話すよ」
 そういうと彼はiPhonを取り出して、LINEを打ち込んだ。
「今少しで来るから、見てやってくれ」

 他愛もない話をしていると、店の暖簾が動いた。
「いらっしゃいー」
 そこには、20代前半と思われるワンピの女性が立っていた。
 中肉中背と言うよりも少し華奢かな。
いや、しっかりと出るところは出でいるし、引くべきところは引いている。
 少し童顔っぽいが、唇は一文字に閉じられている。
 大道寺を見つけると、こちらにゆっくりと歩いてきた。
「座って。あっビールもう1本ね」
「はーい」
 大道寺が、彼女をリードし、隷は一礼して彼の隣の席を引く。
「こんにちは。初めまして「あや」です」
「こんにちは」
「こちらが、昨日話したYさん。俺より優しいから、はっ、はっ、はっ」
 あやという隷は、静かに頭を下げた。
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【雪風流雑記】こんな宅配が…
2018/05/19(Sat)
 ご無沙汰いたしました、雪風です。
 前回ブログ投稿以来、特に活動的には動くことなく、おとなしくしています。

 目の状態が良くないのは、やむを得ないのですが、GW連休明けまで投薬量を減らしていたところ症状が再現し始めてしまい、慌てて病院へ。
 「3日ほど入院して」
 と言われましたが、前回最低3日間と言いつつ8日間になりました。
 「ご勘弁を」とお願いし、目に直接薬剤を注入してもらい、なんとか1日で復活しました。
 ただ、投薬量は退院後の量に戻ってしまいました。

 さて、大人しくしているというものの、ネットサーフはやめられず、こんなフォトを見つけました。
 緊縛された隷嬢の宅配。
 ぜひ受け取ってみたいですね。
 この感じだと、アイテム付きなので「レンタル」かな。
 この先の妄想を膨らませられる1枚ですね。
20180519 雑記用

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