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【雪風流・空想小説】 奉仕の宿 研修4日目 朗読①
2012/10/17(Wed)
 前回  奉仕の宿 研修4日目 奈津美の朗読②

 部屋を出て、廊下を歩いていくと、ホテルの清掃従業員とすれ違った。
 お互いに、軽く会釈をする。
 エレベータに乗り、研修会場のあるフロアに降り立ち、目前にある休憩コーナーに座る。
「まだ、15分ほどあるから、奈津美さんをここで待とう」

 既に、研修会場には、菜穂子と宏美が部屋に入っており、色々とおしゃべりしているようだ。
 研修生同士、仲が良い方が、研修効果も高まると言うことだ。
 それに、この5名は、これからも2年間、もしかすると延長もあるかもしれないが、ずっと特定のご主人様のお屋敷で暮らすことになる。
 ぼーっと窓の外を見る。
 今日も、よい天気だ。

 暫くすると、奈津美がエレベータから降り立った。
「AO様、お待たせいたしました」
「もう大丈夫ですか」
「はい。ありがとうございます。これからは、研修生のことを考える時間ですから」
「そうですね」
「あっ、これをお持ちしました」
 そう言うと、手にしていた小さな包みを、私に差し出した。
「例の?」
「はい、スパ○タンZです」
「ここで、一本飲んでおきましょうかね」
「どうぞ」
 包みを受け取り、包装をはずして、出てきたドリンク剤を一気にあおる。
「う~ん。効きますね~」
「そんなにすごいんですか、そのドリンク剤は」
「ええ、Y風流の研修には欠かせませんでした。何と言っても、体力、いや精力勝負てすからね。ははは」
「ふふふ。AO様、面白い」
「そうですか。では、そろそろ研修会場向かいましょう」
「かしこまりました」
 立ちあがり、研修会場に足を向ける。
 その後を、奈津美が従うように付いてくる。

 扉を開けると、全員が整列して出迎えてくれた。
「先生、午後の研修、よろしくお願いいたします」
 全員、午前中は全員セーラー服だったが、午後はブレザー制服に着替えている。
「みなさん、お疲れ様。それでは、午後の研修を始めましょう。席について」
「はい」
 5人全員、揃った返事で机に向かい、そして椅子に着席した。
「それでは、今日の午後の研修は、これまでやったことがないと思いますが、朗読をしてもらいます」
「???」
「今回は、各人、違う本を渡しますので、最初の1時間は、それぞれが本を読んでいただきます。奈津美さん、配ってください」
「はい」
 各人に文庫本が渡された。
 当然、ロマンス系のものだ。
 手に取ると、軽くページを捲る子もいる。
「今渡した本を、3時から朗読してもらうことにします。朗読の時は、お互いの声が気になると思いますので、無音となるベッドフォンをします」
「先生、質問よろしいでしょうか」
「はいどうぞ、菜穂子さん」
「このページ数ですと、1時間で読み終えられるか不安です」
「出来るところまで、読み込んでください。ただ、わざとゆっくり読んだりしてはいけませんよ」
「はい。分かりました」
「1時間あれば、少なくとも2/3程度は読めると思います」
「はい」
「そして、朗読する部分は、私の方で指定しますので、本に出てくる登場人物になりきって、朗読してください」
「先生、質問してもよろしいですか」
「はい、どうぞ。一美さん」
「本の中で、伏せ字になっている部分があるのですが、どのようにお読みしたら、良いでしょうか」
「○とか、×何かがありますね。それは、読む方が知恵と想像をめぐらして、伏せ字ではないように読んでください」
「ダイレクトには、口にしにくい単語も多いのですが」
「これまでも何度か使ったことがあると思いますので、大丈夫かと思います。聴いているご主人様をがっかりさせないように、しっかり読んでいただきたいですね」
「分かりました」
「それでは、これから1時間。内容を読んでいただいて、リアルな表現にするためにはどうしたらよいかを考えてください。それでは、始め」
 一斉にページを開き、5人の研修生は、本を読みだした。
 暫くは、遠隔監視でも大丈夫だろう。
「奈津美さん、カメラが見ていますから、私たは別室で、次の用意をしに行きませんか」
「はい。お供いたします」
「では、みなさん。時間になったら来ますので、それまでしっかりと読んでいてください」
「はい」
 思い思いに、本に読み入る5人。
 私は、奈津美を連れて、研修室と並ぶ講師控室に移動した。
<続く>

志願者心得の条


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