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【SM雪風流・空想小説】奉仕の宿 研修4日目 研修生の宴(前篇)
2013/03/16(Sat)
 前回 【SM雪風流・空想小説】奉仕の宿 研修4日目 大道寺のプレイ


 内線電話が鳴った。
「はい」
「AO様。ご夕食のご用意ができましたので、お部屋にお迎えに上がります」
「これは、これは、洋子女将。自らお越しいただかなくても、こちらから向かいますが」
「いえ。本日は研修生の皆様と最後のご夕食ですので、お迎えにあがらせてください」
「そうですか。では、5分後にお願いします」
「かしこまりました。お迎えに上がります」

「洋子女将が、部屋までお迎えに来るそうです。なんか、特別なことでも考えているのでしょうか。何か伺っていますか、奈津美さん」
「いえ、私は伺ってはおりませんが」
「そうですか。では、夕食に行けるように、用意をしましょう。奈津美さん、データを閉じてください」
「かしこまりました」
「すみれさん、着替えはしなくてよろしいですか」
「では、部屋に戻りまして、軽装にしてまいります」
「そうしてください」
「では、後ほど」
 すみれは、一礼して、部屋を出て行った。
「奈津美さんも、一度部屋に戻られてはいかがですか」
「ありがとうございます。では、私も、そのようにいたします」
「では、後ほど」
「失礼いたします」
 奈津美も、部屋を出て自室に向かった。

 煙草を揺らしながら、女将が来るのを待つのも、なんとも言えないな。
 さて、今日のメニューは、なんだったかな。

 コンコン!
「どうぞ」
 静かにドアが開き、チャイナ服の洋子女将が入り、一礼した。
「失礼いたします。AO様、ご夕食のご用意が整いましたので、ご案内に参りました」
「ありがとうございます。わざわざのお迎え、いたみいります」
「今日は、AO様のご先導のために、廊下にご案内の「雌犬」をお連れしています」
「メス、イヌ?」
「はい。名前は、アスカと申します」
「おやおや、アスカさんをご案内犬にしたのですね」
「アスカが、自身から希望して参りましたの」
「そうですか。どんな格好しているか、ぜひ拝見したいですね」
「どうぞ、こちらでございます」
 洋子女将に、案内され部屋を出ると、四つん這いになったアスカが、正座をして待っていた。
「これは、これは、お疲れ様ですね~」
「フグッ、フグッ」
 アスカは、ブラジャーとパンティは付けているが、口枷をされており、また赤の首輪をはめて、正座している。
 私を見ると、深々とお辞儀した。
「いかがでございますか。お出迎え犬は」
「面白いですね~」
「ちゃんと、尻尾も付いておりますの」
「ほほー」
「ほら、アスカちゃん、ご主人様に、尻尾をお見せしなさい」
 アスカは、頭をあげ、そして座ったまま背を向け、ヒップを突きだす格好になった。
 ピンクのパンティには、ちょうど秘苑のところに穴が開けられ、ふさふさした尻尾付きのバイブが刺さっており、固定されている。
「尻尾は、リモコンで動きますの」
 そう言うと洋子女将は、手にしたリモコンスイッチを入れた。
 ブゥーーーーンと、尻尾が唸りだすと、アスカ犬がヒップを動かし始めた。
「フグッ!フグッ!」
 口枷で、もだえ声も籠っているが、表情からして感じているようだ。
「この尻尾バイブは、リモコンですけれど、なかなか良い出来で、中でGスポットを刺激するようにできておりますの。ですからアスカ犬も大喜びでございます」
「なかなか、最近は、良いアイテムが出ているんですね~」
「では、そろそろ参りましょうか。ほら、アスカ犬、ご主人さまを会場へご案内しなさい」
 そういうと、平手でヒップを叩く。
 ピシッ。
「フグッ!」
 アスカ犬は、返事をすると、よちよちと廊下を歩き始めた。
 その後から、洋子女将、そして私が付いていく。
 夕食会の会場は3Fだ。
 エレベータを3Fで降り、そして右手の部屋に向かう。

 入口では、みずき、一美、菜穂子、由美、そして宏美が、チャイナ服に身を包み、整列して出迎えてくれた。
 スリットがまぶしい。
 先頭のみずきが、一歩前に出て挨拶する。
「先生。本日は、楽しいご夕食をご一緒できますこと、大変うれしく思っております」
「みなさんとご一緒できるのは、私も光栄に思っています。今回の研修では、最後の夕食。大いに楽しみましょう」
「よろしくお願いいたします」
 全員が一斉に頭を下げた。
「さあ、入りましょう」
 そう言って、アスカ犬を先頭にして、部屋の中に入った。
 この部屋は、中華料理の宴の際に利用されるらしく、円卓、そして奥には中国の書聖と言われた「王儀之」の臨書が飾られている。
「ほ~、この書は、臨書とは言え、なかなかですね」
「戦前の書家の方が書かれたものを、5年ほど前に手に入れたものです」
「そうですか。どおりで、今まで見た中では、特別に良い感じです」
「AO様は、書の方にもご造詣がありますのね」
「いえいえ、単なるお習字、手習いですよ。ははは」
「ご謙遜、ご謙遜。では、私はお料理のお手配をさせていただきますので、失礼いたします。ほら、行くわよアスカ犬!」
 そう言うと、もう一度平手でヒップを叩き、奥に入って行った。
「さて、みなさん、座りましょう」
「はい」
 私が一番奥の席。そして右が奈津美の席、左がすみれの席、そこを空けて5人が席についた。

「さあ、では乾杯をしましょう」
 テーブルにある呼び鈴を軽く振る。
 チリン、チリン。
「お待たせいたしました、AO様。お飲み物は何にいたしましょう」
 そう言って、マリアが奥から現れた。
「おや、マリアさん。では、皆さん好きなものを頼みましょう。私は、まずは生ですね」
「先生。お酒もナマなんですね~。えへへ」
 菜穂子がにこにこして、話しかけてきた。
「もちろん、生ビールですよ。なんか変な想像してませんか」
 けらけらと笑う娘、必死に笑いをこらえる娘、さまざまだ。
 一気に、テーブルが明るい雰囲気で、アイスブレークができたようだ。

「遅れまして申し訳ございません」
 そう言って、奈津美とすみれが、部屋に入ってきた。
「まだ、飲み物しかオーダーしていませんので、大丈夫ですよ」
「ありがとうございます。すみれさん、いつもの、頼んでくださる」
「はい。奈津美先輩」
 そう答えると、すみれは、奥に向かいつつ飲み物を注文した。
 奈津美が先に座り、そしてすみれが戻ってきた。
「お待たせいたしました」
 マリアと先ほどまでご案内犬だったアスカが、飲み物を持ってテーブルに現れた。
「アスカさん、着替えが早いですね」
「先ほどは、失礼いたしました。今は、元の接客係に戻っております」
「そうですか。食事が終わると、ご案内犬に戻るんですか」
「AO様がご所望でございましたら、いつでもご案内犬に戻らせていただきます」
「うれしいことをおっしゃってくれますねアスカさんは。でも、今日は結構です。次の機会に」
「かしこまりました」
「さて、全員の飲み物が揃ったかな。では、乾杯をしましょう。乾杯の発声は奈津美さん、お願いします」
「わ、私ですか。か、かしこまりました。何も考えてこなかったので、驚いてしまいました」
「難しい挨拶は、なしでお願いしますね」
「は、はい」
 驚いた割には、落ち着いて席を立つ奈津美。
「それでは、皆さま。これまでの研修、座学1週間。そしてAO様をむ迎えた実践研修4日間、本当にお疲れさまでした…」
 簡単にと言いながらも、奈津美はポイントを押さえた挨拶をしてくれた。
「では、ご唱和ください。乾杯!」
 奈津美の発声に合わせてグラスを持ち上げ、そしてお互いにグラスを鳴らす。
 そして一口。
「あ~~~、うまいなーー。やっぱり生に限るな~~」
「いやだー、先生。ナマ、ナマって、なんか想像してしまいます」
「おやおや、先ほどから絡みますね~菜穂子さん」
「そ、そんなことありません。めっそうもない」
「ははは」
 和やかに、夕食の宴がスタートした。

<つづく>
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