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【雪風流・調教+空想】 キャリアウーマン・Fさんのと逢瀬⑳ 想い出
2016/02/04(Thu)
絶頂を迎えた二人は、しばし、お互いの肌を合わせつつ、しばしベッドにまどろんだ。
疲れによるものか、酔いも手伝い、枕に身体を委ねる。

どのくらいたっただろうか、窓から差し込む陽光が、少し変化している。
「そろそろ、かな」
「はい」
「このまま、夢の時間も過ごしたいけれど、現実に戻ろうか」
「はい。私も、お供します」
 ゆっくり、掛け布団を外し、そしてベッドの脇に腰かける。
 部屋には、先ほどFさんを責め続けたアイテムが、各所に散っている。
 取り出しもそうだが、片付けもやはり「縄」からだ。
 私の緊縛は、解くときに着ているものを脱がすように、一気に外す。
 だから、「縄」は、色々な形に絡みついたまま、床に広がっている。
 一つの「縄」の塊を手に取り、元通りにすべく解いていく。
「お手伝いしますか?」
「いや、これだけはSとしての心がけ。縄を元通りにできないようでは、だめだからね」
「はい」
「色々なS氏がいる。縄を使えば、きちんと縄を元通りにする、これが私の主義なのです。縄は縛るときに使うものですが、解いた後も、次に縛りに備えて、きちんとすぐ使えるようにしなくてはならないと、私は考えています」
 縄を元通りにしつつ、Fさんに話してみた。
「そうですね。アイテムは、単に道具、使うものとしてしか見ていない、さらにその場に置き去りにしても構わないSさんもいますが、相手の隷嬢がかわいそう」
「と、言うと」
「隷嬢は、主に仕えるということが前提にありますが、隷嬢を責めてもらえるのは、主。主の使う縄、バイブなどのアイテムは、いわば主の分身。それを主が丁寧に、きちんと片づけないのであれば、隷嬢も丁寧に連れていないような錯覚を受けるかもしれません」
「そうですか。そうかも、知れませんね。私は、アイテムは、自分の分身となって、お相手の方を感激の世界に送るのですから、いわば手であり、足であり、あそこでもありますね」
「大きさが変わらないのがアイテム。でも、主様は、その時々の想い、受け止めなどで、大きさは変化しますね。ふふふ」
「正に。ははは」

 アイテムを元通りに収納し、そして使った部屋の最終チェック。
 忘れ物がないか、バスのお湯は抜いているか、失礼したことはないか、などなど。
 用意ができたところで、もう一度向かい合って、椅子に座る。
「今日は、素敵な時間をありがとう」
「こちらこそ、またお会いしたいですね」
「私も、です。ご予定は」
「今のところ、何とも。しばらく先になりそうな気がします」
「そうですか。仕事が第一ですからね。また時間が取れそうな時は、きちんと連絡してください。もちろん、仕事優先ですから、空振りもアリで結構です」
「お気遣いいただき、申し気ございません。またご連絡させていただきます」
「よろしくお願いします。では、行きましょうか」
「はい」

そして、部屋からEV、受付へ鍵を返し出口に向かう。
なぜか、久しぶりに手をつないでみたくなり、Fさんの手を取る。
「温かいですね」
「そうかな」
階段を下がる靴音が、なぜか耳に残るような気がする。


 それから2年。
 Fさんからの連絡はない。
 きっと、M心を封じ込めて、仕事に励んでいるのであろう。
 今、あの、艶やかな感覚を思い出しながら、この記録を残すことにした。

<本当に おわり>
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